＊都立高校受験者数の偏り

増加する定員割れの受験生は、どこにいった？

前述の通り、都の中3人口は増加傾向に入っています。

都立高校の受験者数をその半分とすると、残り半分と都立不合格の生徒さんはどこに向かうのでしょうか。

それに加えて、2倍以上の高倍率を叩き出す学校や大きく定員割れをおこした多数の学校を考えると、かなりのバランスの悪さです。

2倍の入試倍率といえば、その学校では単純に半分の生徒さんが入れません。

ではそれらからあふれてしまった生徒さんが、定員不足の学校に回ればいいのでは？

そんな天秤のように話が運べば、苦労はしないですね。

もともと高倍率の人気校を志願するくらいですから、都立ならばどこでもいいというわけではないでしょう。

仮に残念な結果を迎えたとしても、定員不足を補うべくそちらに移ってくれるわけがありません。

そこで私立高校が浮上してきます。

by Clover Toshima