理科実験教室は大成功!
3月30日(木)、クローバー朋有で理科実験教室が開かれました。クローバーでは、今年から理科の実験教室を開催しています。お正月のお祝い会に続いて本日で二度目です。今回もサイエンスリンクさんにお願いして、小学生の時間に行っていただきました。 今回は吸水性ポリマーの実験、どうして昼の空は青く、夕焼けは赤いのか、それから反射の実験の三本立てでした。 いつもは少し落ち着きのない子供たちもじっと真剣な眼差しで、お兄さんお姉さんのお話を聞いていました。感心。 吸水性ポリマーの実験では、沢山の水を吸収する光景に、前屈みで見入っていました。 空の色の話は大人でも難しく、険しい表情をしている子が何人もいました。それでも、懸命に頭を捻っておりました。これまた感心。 そして中でも、最後に行われた反射の実験は好感触でした。 桜の花の絵だけが描いてあるプラコップと、桜の木の幹の絵が描いてあるプラコップを二つ重ねます。すると、綺麗な桜の木になります。 しかし、この重ねたプラコップをお兄さんお姉さんが水を張ったバケツにいれると、なんと桜の花が消えて、枯れ木になってしまいます。 見事なマジックに、みな驚きます。 子供たちがやってみても桜は満開のままです。 一体なんでだろう? その時の眉間に皺を寄せて考えている表情、目を大きく見開いた驚いた表情が印象的でした。 そこで、お兄さんお姉さんからヒントをもらいました。それが、反射のお話になります。 光には全反射という性質があり、これをトリックに用いたのです。 その説明をきいて、勘のいい子はこのマジックの仕掛けが分かったようで、とても嬉しそうでした。 種明かしをすると、片方のプラコップの底には、実は穴が開いておりました。これを指でふさぐと、重ねたプラコップの間に空気が満たされます。 その状態で水につけると、全反射が起こり、桜の花が消えてしまったように見えたということだったのです。 理科って不思議で楽しいなぁ。 子供たちの笑顔がそう語っていました。 そのあとは、それぞれがもらったプラコップにオリジナルの絵をかいて実験して遊びました。 今回のような実験を目の当たりにすることで、理科に対する好奇心の芽が、桜の木のように強く大きくなってくれたらいいな。 今回の実験も大成功でした。サイエンスリンクさん、素敵なお時間をどうもありがとうございました。
理科の実験の後は、卒業証書授与を行いました。 四月から中学生になる子供たちに、クローバーからのささやかなお祝いです。 新学期もクローバーで勉強頑張ろう!一緒に。 (I)