とこネットフォーラムに参加しました
3月25日(土)午後1時から、豊島区役所1階のセンタースクエアで「としま子ども学習支援ネットワーク」(通称とこネット)のフォーラムが開かれました。
東京都福祉保健局生活福祉部生活支援課の田中勝課長、豊島区保健福祉部自立促進支援担当の直江太課長の挨拶のあと、子どもの貧困問題などに造詣の深い青砥恭氏(NPO法人さいたまユーススポートネット代表)の講演「こどもの学び・未来を支える居場所作り」が行われました。
青砥さんは、安心して過ごすことのできる居場所作りを通じて、こどもたちに自尊感情を回復させる取り組みについて話され、特に学生ボランティアを中心に実践されている「たまり場」「若者自立支援ルーム」などの取り組みを紹介されました。私たちの活動にも参考になり、同時に刺激になる内容でした。
また、家と学校という帰属の場を失ったこどもたちに、異質な他者と出会い、他者から存在を承認される居場所が重要だとのお話には、深く頷くところがありました。
その後、グループに分かれて、「参加した理由」「今後やってみたいこと」などをテーマにディスカッション。フォーラムが終わった後には、参加者が各団体のブースを回り、熱心なやりとりがありました。
クローバーにもこの時の参加者の方が見学に訪れてくれるなど、この交流が無料学習支援の輪をさらに広げるきっかけになってくれたように思います。ささやかなフォーラムでしたが、意義深い催しでした。
フォーラムに参加したクローバーのボランティア